4月26日についに高校総体(インターハイ)が中止となりました。
新型コロナウイルス拡大の影響で様々な行事が中止されており、3年生の集大成である高校総体(インターハイ)中止は、言葉では語れない悔しさでしょう。
そこで、無念をはらす為に【全国高等学校剣道友情大会「高校生想代(そうたい)】を12月25日〜27日開催予定としています。
場所は那覇市の沖縄県立武道館でやるそうです。
高校生想代(そうたい)に込められた思い。
全国大会(全国選抜・玉竜旗・インターハイ・魁星旗)で何度も日本一を達成している強豪校、熊本・九州学院の米田敏朗監督(51)が5月1日に、3月の全国選抜大会に出場予定だった男女各64校に【全国高等学校剣道友情大会「高校生想代(そうたい)】実施要項案を送った。
剣道は全国選抜大会、玉竜旗、インターハイの三大大会全てが中止となりました。
米田監督は「想いを代えるという大会。区切りをつけて次のステージに進んでほしい」と「総体」にかけた「想代」に込めた願いを説明した。
出場資格は原則3年生
目標を失った選手、特に3年生の無念を少しでも晴らす為に動き出しました。
大会は5人制団体戦で、出場資格は原則3年生にするそうです。
インターハイに出場できない分、この大会に向けて全力で取り組んで欲しいです。
大会を失ってしまう選手の思い
九州学院は現在休校中です。
また寮生は県外生も多く、実家に帰省しています。
2016年には熊本地震で稽古ができない時期を経験しました。
熊本地震については以下の記事を参考にしてみてください。
熊本地震を私も経験しましたが、玉竜旗やインターハイといった目標までは失われませんでした。
米田監督は「目標を絶たれるという試練はまた別の苦しさがある。指導者として、一番大事な時期に顔を合わせて何かをしてあげられないジレンマがある。誰のせいでもないから苦しい」と複雑な胸の内を明かす。
目標設定の仕方(剣道ノート)
モチベーションを下げない為に、目標設定をする必要があります。
そこで最初にするべき事は、自分自身の課題を見つける事です。
自分の改善点や、良い部分を伸ばす部分を見つけることができなければ、どんなトレーニングをすれば良いのか分かりません。
そこで、まずは剣道ノートを作ってみましょう。
剣道ノートの書き方
まずは目標を決めます。
- 20個〜40個程度、何も考えずに、自分に足りない部分や改善点、なりたい姿でも良いので書き並べてください。
弟のと一緒に作成した剣道ノートです。
何を考えれば良いのかアドバイスをしながら、弟自身で考えながら作成してもらいました。
そこから種類別に分けます。
【筋肉系・考え方・実践的・目標選手】
- 筋肉系:練習メニュー(トレーニングメニュー)
- 考え方:アスリートの本を読んだり、先輩・先生に教えてもらう
- 実践的:打ち込み台、防具をつけての練習
- 目標選手:Youtube等で確認、オンラインサロンで教えてもう
ノートの2ページくらい使って、少し大きめの字でわかりやすく書きましょう。
また、目標を追加できるように、2ページくらい開けておきます。
5ページ目には、課題解決する為にどうすれば良いのかを書きます。
番号を振っておくと分かりやすくなります。
文章で書いた後は、マインドマップ風に下や次のページにマインドマップを箇条書きで記載しておきます。
最後に、メニューを考えていきます。
例えば、足の短距離を鍛える為には、
1日目
- 全力ダッシュ 10本(前)
- 全力ダッシュ 10本(後)
- 立ち幅跳び(うさぎ跳び)2本 など
2日目
- 素振り(重たい木刀100本)(軽い木刀50本×2)
- 手の内(パワーボール)2分ずつ
- バランスボール打ち(打ち込み台打ち)
これを色々なメニュー別に分けて1週間事に分けます。
毎日下半身だけ行っても筋肉が回復せずに、大きくなりません。
超回復も考えながら、メニューを組んでいきます。
最後に、1ページに1週間分のメニューの振り返りを行えるページを作っておきましょう。
そこで見つかった課題、何回目のダッシュで疲れたのか、慣れてきたらマスクをつけるなど、強度をあげる為の参考になります。
この振り返りで、成長度合いが見れるので、細かく記載しておきましょう。
まとめ
今回は、【全国高等学校剣道友情大会「高校生想代(そうたい)】の紹介と剣道ノートの書き方について紹介しました。
3年生は「高校生想代」に向けて努力していきましょう。
コロナウイルスで稽古ができない状況でありますが、見えない目標を目指すのは難しいと思います。
そこで、現状を確認して、少しでも成長できるように剣道ノートの書き方を紹介したので是非参考にしてみてください。
https://anpanmankun.com/2019/06/19/kajitnai-hyoga-sinai-kendo/