1人で練習する時のオススメの方法

このnote投稿は2023年7月19日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

どうもプロの剣道家として剣道世界普及をしている、梶谷彪雅です。剣道YouTube発信をしたり、講演会を行ったり、剣道指導をしております。

本日は「1人でのオススメの練習法」というテーマでお伝えしていきます。

Contents

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1つだけ鍛えてもダメ！自分に足りないものを考えることが重要
1人練習は『自分次第！』自分はどこを目指しているのかを明確にしよう！
1. 最後にお知らせです。

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1つだけ鍛えてもダメ！自分に足りないものを考えることが重要

僕、今週1週間は小田原や現役の中学生とか熱海の方で稽古したり、戸塚道場さんの方に行ったり、そうすることによって久しぶりに対人での稽古をずっとやっていたように思います。

イギリスの時とかも結構対人で稽古していましたが、帰ってくると1人で今回も1週間が終わって帰ってくると1人になっていました。

また全日本選手権予選までは対人稽古ができなくなってきます。そんな時「1人の稽古は、どんなことをやっていけばいいですか？」という質問を頂いたので、解決方法をお伝えしていこうと思います。

「1人での練習のオススメの練習法」というところですが、これは1つだけ練習すればいいというような問題ではないと僕は思っています。

例えば足捌くが悪いのに素振りばかりやっていても上半身はムキムキになるけど一生足捌きは身につけることができないですよね。これは絶対にやれ、という訳ではなくて、『自分に今何が足りないのか』を明確にして行動していくことが一番大切かなと思います。

足捌きがまだまだできていないのであれば、足捌きの練習をしないといけないと思います。この前、足捌きをすごく大切にしている戸塚道場さんにお邪魔させていただきまして、足捌きの一部を一緒に混ざってしましたが、小学生より足捌きができない状態でした。

前に進みながら後ろに振り返ってスイッチするターンの部分だったり、さらにはジグザグに動く足捌き、この辺も全然できませんでした。

打突しながらジグザグに動いたりする練習があって追い込みであれば、真っ直ぐ下がると思いますが、ジグザグに動きながら相手を狙って捉えていく練習をしましたが全然できませんでした。

「このような動きができないんだ！」と気づきを得て、1人でも足捌きは練習できるなと思ったのでやっていきます。家で足捌きの練習できないことはありませんが、実際体育館や道場に行ってやることがオススメです。

1人練習は『自分次第！』自分はどこを目指しているのかを明確にしよう！

僕は、誰も練習相手がいなければ1人で人形に打ち込みしています。1人で練習ができないという訳ではないと思うので色々工夫しながらやってみてほしいです。ただこの時に大事になるのが1人なので「自分次第」になってきます。

自分がどこを目指して、自分がどのように動いているのか、そういったイメージ力も非常に大切になると思います。これがただただ、ゆっくりやる素振りや足捌きをやっていると、せっかくの時間が効果が薄くなって効率が悪いです。

なので自分がどこを目指して、どの軌道でどのくらいのスピードを目指しているのかを明確にすることです。

例えば100km/sの振るスピードを目指しているのであれば、10km/sのゆっくりなスピードで振り続けても時間がもったいないですし、できるだけ100km/sに近づけるような練習方法が必要だと思います。

私が実際にちょっとしていた練習を言うと、以前はシャトルランとか体育館で1人やってました。普通の走っシャトルランしてみたり、足捌きでシャトルランしてみたり、引き技のシャトルランをやってみたり、そんなこともやるだけで足捌きの練習になるなと思いました。

でもシャトルランをしてもスピードはつきますが細かい足捌きも大事になってきます。それが今回できないことがわかったので、今度は細かい足捌きで何かしらトレーニングしていきたいなと思っています。

最近は自分のトレーニング動画をやったりしています。1000本素振りの動画だったり、自宅でできる素振り動画をしています。自分の動画が役にたったりしています。

皆さんも家の中で1人トレーニングしたいなっていう人がいたら体幹トレーニングや足のトレーニングも作っておりますので、是非見ていただきたいなと思います。

本日は「1人でのオススメの練習法」というテーマでお伝えさせていただきました。「これ！」といったピックアップした練習法ではなくて自分に今「何が足りないのか」という課題点を見つけて、その課題を取り組んでいく、さらにはイメージ力を高めて現状維持ではなくて、せっかくの時間を大切にして効率よく使っていくというような結論でございました。