このnote投稿は2023年5月24日voicyの音源の内容をもとに作成されたものです。
剣道世界普及を目指す、剣道家の梶谷彪雅です。剣道YouTube発信をしたり、講演会を行ったり、剣道指導しております。
本日のテーマは『試合が終わった後の気持ちの切り替えがすごく重要』というテーマでお話しさせていただきます。今回のイギリスの方にアドバイスをさせていただいて、ヨーロッパ大会に負けてしまって、すごくみんな落ち込んでました。
私は「何で落ち込んでいるの？」と聞くと、今まで、かなり準備してきたそうです。
「週6回ぐらい稽古をして、頑張ってきたのにそれでも負けてしまった。それがすごく悔しい。」「ずっと準備してきたけど、それでも差がすごく大きかった。あまり準備してない時でも準決勝、決勝と行けてたのに、それも叶わなかった。」と言っていました。
「じゃあ、ずっと落ち込んでるの？」というような話をさせていただきました。
その落ち込んでる時間が長ければ長いほど、次の目標に向かっての休み時間が長くなるわけで早く切り替えをする必要があると思います。
今回の大会で学んだ課題点というものをいち早く見つけて、いち早く次の練習に取り組むことが大事ではないのかと思います。
voicyでは簡単いまとめていますが、何度も何度も通訳を通してお話しさせていただいたところ、なんとか、最後はちょっとモチベーションが上がって、「小手打ちの練習しよう！地稽古も沢山しよう！」という感じになって、いい雰囲気を取り戻せたのではないかと思います。
みなさんも試合に勝った負けた、あると思いますが勝てば、また次の目標に向かって今回のいい経験を活かしてもっと良くしないといけないですし、負けてしまったらその悪い経験をもっと良くするためにどうするか、というのを考えないといけないと思っております。
難しいところではありますが、こういった自分の課題点を見つけることにフォーカスすることによって気持ちの切り替えがスムーズにできると思っております。
自分をよく知り、研究する！
「体の調子が良くなかったらどういう風にパフォーマンスをよくすれば良いのか」というところも色々、質問がありました。例えばメンタルコントロールがあまりうまくいかなかった選手もいれば、どういう食事を取ればいいかわからない選手もいました。
感情のコントロール（アンガーコントロール）とかもあって、「ちょっと試合中に怒ってしまいパワーを押し出すために使ってしまって、反則をもらってしまうというような場面もあったのでコントロールしていきたい。」というような話が出てきておりました。
これに関して様々な対策があると思います。アンガーコントロールの本、メンタルマネジメントの本、ルーティンの本など一流選手の本がたくさんあると思います。僕は中学、高校時代そういった本を読んで自分に一番合う方法っていうものを見つけ出すということを意識しておりました。
武井壮選手が特に徹底していて、色々な競技を制する中で「気温がこういう時は調子が良くて、気温が高すぎる時は調子が悪い」そういったことまで記録していたそうです。
ですので「何を食べた時は調子が良くて、何を食べた時は調子悪い。」そういったことまで考えて試合に臨めるとすごくいいかなと思っております。
そのようなことも意識せず「全然コントロールできなかった。」 とそこだけに止まらず
- 課題点見つける
- 意識して対策を考える
- 実際に試してみる
「前回気温が低くて体が固まって動きが悪かったから試合直前まで上着をきておく」 など、このように自分に合ったものを探していくといいと思います。
今日も朝練をしようということで、こちらの現在時刻8時15分で朝練をして夕方の練習もある予定でちょっと体がきつくなると思いますが、自分が教えることはできるだけ教えて、皆さんの学びになるようなことを一生懸命指導できたらと思っております。是非応援の程よろしくお願いいたします。
そして昨日、差し入れをいただきました。本当にありがとうございます！活動費に使わせていただきますので、皆さんご支援いただけますと幸いです。
ということで皆様にとって最高の1日になりますように！じゃまたね！
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