今回は「スティーブン・コビー」さんが書いた『7つの習慣』について解説。
この本を理解すれば、『夢・願望』を叶えることができる。
なぜ、『習慣』を変えると夢・願望を叶えることができるのかと言うと、習慣が人生を作っているからだと言う。
『習慣が変われば人生が変わる』について以下7つを見てみよう。
- 自分をコントロールする
- ゴールから逆算して行動
- 最優先事項を決める
- Win-Winを心がける
- 理解してから理解してもらう
- 信頼関係・協力して成長につなげる
- 自分を磨く
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ] 価格:2,420円 |
『習慣①』自分をコントロールする
初めに、「自分をコントロール」から解説する。
自分をコントロールするために、
- 刺激に反応しない
- 変えられることだけに集中する
この2つが大事になる。
さらに詳しく見てみよう。
『習慣①ー1』刺激に反応しない
「刺激に反応しない」とは何かと言うと、「成功しない人は反応して生きてしまう。」ということだ。
- 悪口を言われたらイライラする⇨言い返す
- SNS(インスタグラム・LINE・ツイッターなど)をすぐに見る
- 新作商品をリボ払い・ローン・借金をして購入(衝動買い)
誰もが経験のあることだが、これは「やってはいけない」と言われてることに対して、我慢できずに手を出していることと同じだ。つまり「理解している」と「できる」は違うということ。
では、「理解している」から「できる」にするためにはどうしたら良いのか。
それは、行動する前に「一時停止して考える」ことが重要。
悪口・SNS、新商品など「刺激」を感じたときに、すぐに行動するのではなく「一時停止」して考えてから行動に移す。そうすることで自分をコントロールすることができる。
【悪口を言われた時】
⇨ここで言い返してなんの意味があるのか
⇨時間と労力の無駄になるのではないか
⇨メリットがない
⇨むしろ発展してイライラが膨張する
それなら、無視して意味がある行動をした方がいい。
【新商品が欲しい場合】
⇨リボ払い・借金すれば後々困るのは自分だ
⇨本当に自分に必要なものなのか
⇨1年後5年後長期的に自分が使い続けるものなのか
⇨今買う必要性があるのか
⇨今は我慢してみよう
「一時停止」して冷静に考える習慣をつけることがで自分を捜査「コントロール」する事ができる。
「Goole」「Youtube」「Web販売ページ」などインターネット上にはたくさんの「刺激」を駆り立てる物がたくさんある。そんな時でも「一時停止」して考えることで周りに振り回されることなく、生きることが可能となる。
『習慣①ー2』変えられることだけに集中する
次に「変えられることだけに集中する」について解説する。
日常生活の中で、現在やっていることが、
- 自分で変えられることなのか
- 自分で変えられないことなのか
を考えて行動する必要がある。
【変えられる事】
- 今日勉強するか、明日勉強するのか
- 他人への接し方
- 何を食べるのか
- 言葉遣い
などをあげることができる。
【変えられない事】
- 他人からの評価
- 身長
- 偶然な事故
- 過去
- 他人からの噂話
成功しない人は自分の行動を変えられないことに必死になっている。他人からの評価が低いことに腹を立てたり、背が低いからと言い訳をする。
結果的に、何も変えられずに時間だけを浪費して自己成長につなげることができない。
よく頂く質問内容:「身長が低くて、大きい選手に勝てません。梶谷選手は何をされていたんですか」
身長の事に悩む時間があるなら、今すぐにでもスピードをあげるためにトレーニングをする。身長に負けないパワーをつけるために食事をたくさん取るなどの行動にすることができるはず。
つまり、変えられない事に目を向けるのではなく、変えることができることに目を向けて挑戦してみて欲しい。
成功する人は、常に自分で変えられることに集中している。だから良くも悪くも成果を出すことができるのだ。
要点整理:【コントロールするとは】
- 一時停止して考える
- 自分で変えられること?変えられないこと?を考える
- 変えられるのではれば即実践する
ここまでが第1章「自分をコントロールする」について解説してきた。
自分の「思考」「行動」が成功の道に進んでいるか今一度見直してみよう。
『習慣②』ゴール(目標・夢)から逆算して行動
次に「ゴールから逆算して行動」について解説する。
皆さんは「ゴール」「夢」「目標」を決めていますか?自分はどうゆう人間になりたいのか。何が欲しいのかなど。
具体的な『ゴール・夢・目標」の例
- 日本一になりたい
- 具体的にいつなりたいのか
- どの環境なら日本一になれるのか
- 部員が一人のような学校で日本一になれるか
- 日本一になるための指導者がいるか
- 今自分がすべきことは何か
- (食事・柔軟性・スピード・パワー・技術力)どの部分が一流選手との違いなのか
【私自身の例】
中学1年生の時には大分の中学校に入学したが、全国大会優勝なんて夢のまた夢だと思っていた。
⇨具体的なゴールが決まっていない状態
ある日の大会で熊本の高森中学校と対戦する機会があったが惨敗。小学校の時の先輩が通っていたという繋がりもあり、転校する事になった。
⇨強くなるための環境の限界(気づき)
日本一を目指す環境に触れることができたことで、自分のゴールが明確になった。
⇨(夢・目標)の決定。
それから、レギュラーになるために、試合に勝つためには。と大きなゴールの中にもたくさんの小さなゴールを作った。大きなゴールを達成するために、自分の道を決めていく。
⇨(夢・目標)を達成するための具体的な行動指針。
このように、『未来のゴール』に向けての行動を行動を決めていく。もちろん、ゴールの変更はOK。途中で日本一ではなく警察官になることを目指したり、もしくは全く違う弁護士と言う夢を目指したりするのもいい。
ほとんどの人のゴールは途中で変わるが、人間なのだからそれでいい。ゴールが変わったら、その瞬間からまたゴールを決めてその過程、行動を決めていく。
要点整理:ゴールから逆算して行動
- 『ゴール・夢・目標』を決める
- ゴールに向けた具体的な行動指針(逆算)を決める
⇨いつまでにここまで成長する。等
この具体的な行動指針を考えることができない人はゴールに辿り着けない。
つまり、逆算思考ができていないのと同じ。
『短期・中期・長期』の目標を掲げて、短期が達成できているのか確認しながら進もう。
ここまで第2章「ゴールから逆算せよ」について解説してきた。
自分が何をやりたいのか、何をすればいいのかわからない人はまずはゴールを明白にさせてからその中身の行動について考えることを身につけよう。
『習慣③』最優先事項を決める
第3章は「最優先事項を決める」について解説する。
最優先事項と言うのは自分が一番価値を感じていること。
1日は皆24時間と決まっている。その中で「学校・仕事・勉強・部活・ゲーム・携帯・SNS・塾・読書・家族との時間・恋愛」全てをすることはできない。その中から優先順位をつけることが大事。
忙しすぎて自分が行きたい方向とは違う方向に流されてしまうことも多くある。
- 強くなりたいのに、恋愛に走る
- 有名大学に合格したいのにSNSばかりやる
- 家族との時間を大切にしたいのに残業を引き受ける
- 読書をしようと決めたのにゲームばかりやってしまう
「忙しい」という漢字は「心が亡くなる」と書く。「忙しさは考える力を失わせる」ということだ。
そこで「自分が本当に心から望んでいることは何か」を今一度考える必要がある。
1日24時間と限られた時間の中で、優先順位が無い人はSNS、ゲーム、残業などをばかりを取り入れて、本当の「夢」を見失ってしまう。
自分自身の本当の夢を見失わない為に、「すぐには達成できないが、自分にとって大切なこと」は何かを考えることが大事になる。
夢:【剣道で日本一になる】
- 今すぐには達成できない
- とりあえず気晴らしにゲーム、遊び、携帯、恋愛
- お腹減ったから、お菓子を食べる。
これだと達成できるはずがない。
本気で「日本一」になりたいのなら、今に何を優先すべきなのかを考える。
夢:【剣道で日本一になる】
- 朝1時間はランニングする
- 練習後は自主トレーニング・自主練習をする
- ストレッチで柔軟性を高める
- 怪我をしないために整骨院に通う
- 体重を増やすために1日の食事を考える
- 寝るのは毎日10時に寝て筋肉回復に努める
「スマホ・SNS・恋愛・ゲーム」はやるべき事が終わって、やれたらやるくらいの意識で大丈夫。それが24時間という限られた時間に入れるべきことだ。
要点整理:最優先事項を決める
- 本当にやりたい事を決める(最優先事項)
- 無駄な事に時間を使わない⇨最優先の具体例をあげる
ここまで第3章「最優先事項を決める」について解説してきた。最優先事項が決まっていないと、「目標と行動が全然違うよな。」と他人の評価も落ちてしまう。結果目標は達成できない。
『習慣①〜③』まとめ
『7つの習慣』第1章から第3章まで解説してきました。
- 自分をコントロールする
- ゴールから逆算して行動
- 最優先事項を決める
続きは『NOTE』の方で更に詳しく、自分経験談と共に解説しています。
また、強くなるためのプチ講座として、練習メニューも少しでけ記載しているので是非参考にしてみてください。