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剣道で踵が痛くなる原因|サポーターは使うな!

こんにちは!

今回「踏み込む際に踵が痛くなるのですが、どうしたほうが良いですか?」
という質問を頂いたので簡単にまとめていきたいと思います。




確かによく踵サポーターをしている人は良く見かけますね。

私は大会会場によって、サポーターを付けることがあります。
柔らかい体育館や、道場では出来るだけ付けません。

柔らかい体育館で痛くなるのは
「自分の踏み込み方が悪い」あるいは「一度踵サポーターを付けた事により、踵が柔らかくなっている。」
の二つの原因を上げることが出来ます。

踏み込み方で問題があると思う方はこちらを参考にしてみてください。

「無理に踏み込もうとしないことが大事!」




踏み込む際に踵から落ちて「ドスン!」と言う音の踏み込み方をしている方。
こういった踏み込み方をしている人は、重心移動がしっかり出来ていない事が原因です。

自分が蹴り出したのに対して、右足で無理に踏み込もうとしています。
なので踵が一番最初に地面に着地してしまう、音も悪くなり、踵も痛くなり、良いことがありません。

左足で蹴り出した状態で、右足はほとんど動かさず「寧ろ力を抜いた状態」で地面に着地するように意識してください。
また、この時に重心移動も同時にしっかり行わないと、踵を痛める原因になります。

よく考えてみてください。
Q・立った状態で、足首周りに力を入れずに足を上げるとどうでしょう?足の指先と踵はどちらが地面に近いですか?

A・自然と指先が地面の方向をむいています!

そうなんです。
無理に踏み込もうとして踵が痛くなる原因はここにあります。
 普段力を入れなければ踵から落ちることが無いのに対して、無理に踏み込もうとすることによって、つま先が上がってしまい、踵から落ちてしまいます。

音が逆に「ぺちっ!ぺちっ!」となる人も同じです。
無理に踏み込むタイミングが違うだけで踵から踏み込んでいます。

この音の「ドスン!」と「ぺちっ!」となる間の音

「ぱぁん!」と響き渡るような踏み込み音を意識して練習しましょう。




「踵サポーターで慣れてしまって、外すと痛い人」
いきなり剣道の練習で踵サポーターを外して、練習すると痛みが再発する可能性が高いので、ビール瓶などで、軽く叩くなどして踵の骨を慣れさせた方がいいかもしれません。
これは、空手部などが脛「すね」の骨を鍛える為にやる手法で、骨を強くする為に是非やっていたほうがいいかもしれませんね。
毎日右手だけ小手打ちを受けている人ので、しっぺ勝負する時、右手にしっぺされても痛くありませんが、左手にされるとめっちゃいたいです。(笑)
痛みに慣れさせる、骨を強化することも大事になりますね。

まとめ
・無駄に力をいれない
「ドスン!」と「ぺちっ!」となる間の音を出す。
・踵が柔い人はビール瓶などで叩くなど慣れさせる。

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