出典:京都 東山堂
今回も質問や悩みについて答えていきます。
Twitterでの質問→どのようにしたらそんなに引き技が上手くなるのか。
また試合で一本になりにくい、という声が多く上がったので記事にします。
また前回の引き技の記事も参考にして見てください!
打ちすぎに注意!
まず初めに考えて欲しいのが引き技を多用しすぎていることです。
「何本当たってもなかなか一本にならないんです」
と質問をされた方、注意が必要です。
前の技を打つのが怖いから、もしくは引き技が得意な人は当たる技をどれもこれも出してしまいます。
そうすると審判から見て『あ〜、惜しい』『当たってはいるけどな〜』というイメージを植えつけられます。
ポイント!
これは引き技だけでなく、前技でも通用します!
見せ技 と 決め技 を分けろ!
よくイメージして見てください。
引き面が空いている相手に対して、皆さんはどうしますか?
いきなり引き面を打つと避けられる可能性が出てきます。
あえて一本目、引き胴を打つことにより(見せ技)相手は更に引き面のガードが緩くなります。
そして確実に一本になるタイミングで仕留める(決め技)ようにすると、格段と一本になる確率が上がります。
前の技も同様なので自分なりに研究して見てください。
下がりながら打つな!
引き技は慌てガチです。
体の準備、打つ体勢ができてないのに打突をすると一本になりません。
まずは打つ準備を整えて、慌てないことを優先してください。
そうすると下がりながら打つことは無くなります。
『下がりながら打たない引き技ってどうやって打つの?』
と疑問が出てくる人もいるかも知れません。
簡単です。
「打ってから下がる」これをイメージしてください。
打ってから下がることにより格段と引き技にキレが出てくるので一本に見えやすくなります。
下がるスピード
正直、引き技を打った後間合いが切れないと一本になりません。
なので下がるスピードを強化してくださいと言いたいんですが、タイミングで間合いを切ることができます。
梅ヶ谷選手が代表的ですが、引き技を打つタイミングは相手が気を抜いている瞬間で打突するので、間合いが切れてしまう。
勿論下がるスピードも驚異的な上、打ってから下がるのも上手く、相手の隙も良く見えているので、本当にすごい引き技を打つ選手です。
まとめ
・見せ技 と 決め技 を考えて技を選択する
・下がりながらの打突は絶対ダメ!
打ってから下がることを徹底する。
・下がるスピード タイミングを考える。
間合いを切る事を大前提として考えよう。
これらすべてができるようになれば引き技が今までよりも格段と一本になりやすくなるので是非試して見てください!
細かい技の打ち方について今後少しずつ記事にしていこうと思います。