Voicy文字起こし

国体予選の結果報告!

このnote投稿は2023年6月25日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

どうもプロの剣道家として剣道世界普及をしている、梶谷彪雅です。剣道YouTubeを発信したり、講演会を行ったり、剣道指導をしております。

本日は「昨日、試合に出場しての課題点や気づき」というようなテーマでお話ししていきます。

東山堂さんの「上達型の竹刀」こちらは右手と左手の側面が削られている竹刀となっていて、上から握ることはもちろん、重心をしっかりと竹刀に乗せることができ、刃筋正しく打突することが出来る竹刀となっています。

最近、素振りのトレーニング動画も投稿したので一緒に使うことで効果が確実に上がると思います。疲れて横から握ったり、力任せに振ることがなくなります

▼強制的に正しい握りができる『上達型竹刀』▼

▼家で出来る『鬼』素振りトレーニング動画はこちら▼

昨日、国体の予選がありました。大分県の国体、先鋒の部の予選でした。大学生から25歳までと年齢制限があって先鋒の部で出ることができたのは今年が最後でした。そして先鋒の部は、かなり人数が少ない方で3回勝てば優勝。そのぐらい小規模でしたが勝てませんでした…勝てば選ばれるっていう中で優勝できませんでした。

出場することできないんですけれども以前、霧島で大霧島旗があった会場で本国体があるっていうことで彪雅シリーズの竹刀を個人的に作ってくれてる山口さんが「出店しませんか?」と声をかけられているそうで、経由して販売すると思うので国体には行きますが、出場することはできないというような感じかなと思います。

『100%の力で試合をしない』を意識する

今回の試合に臨むにあたってのテーマは『できるだけ打ち急がない。慌てて打たない。100%の力で頑張らない。』ということを意識しておりました。要は一言で表すと「手を抜く、楽な試合展開をする中で狙っていく」というようなことを意識しておりました。

結論「楽な試合展開を意識したこと」によって「何が良かったか」と言うと、決勝戦までしっかり体力が保てたことです。

体力はなんとかなっても筋力的な持久力はどうしても全力で蹴れば蹴るほど疲労が蓄積していきます。「まだ行ける!」と思っても距離が変わってきたり、その後に体力のキツさが来ます。そうなってくると脳内で思考ができなくなってきます。これが一番厄介で…

「相手は〜タイプだから〜打とう!」このようなことが考えられなくなってしまいます。なので個人戦は、どれだけ時間かかってもいいので、できるだけ冷静に体力を使わないようにしていました。

『1回戦』

相手はかなり小手に対しての応じ技を狙っていることに気づいたこと、加えて「立ち上がりの最初の面」これが一番危なかったです。一番最初は特にそうで、気を抜いて立ち上がると間合いが分かりません

「ここに入ったら危ないな。」というのを感じ取りにくいので、特に最初は気を入れて立ち上がる必要があったな、これは今後変えていかないといけないところだなと思いました。

最後まで体力が保って、いい感じに試合ができて、「あと何試合か出来る」と感じつつ、この方法は個人戦で、すごく大切だなと改めて気づきました 

『2回戦』

警察の方と対戦をしまして、自分的に「打っている!」という感じはあったんですけども、なかなか1本なら延長を2回か3回した上で間の休憩が入りました。個人戦で間に休憩を入れたのは初めてかもしれないです。

5分間の休憩している間に弟が気を利かして水を買いに行ってくれました。その間はビデオは止めていて、水を買いに行って自分も水を持ってたので水を飲んで試合に戻ったら、弟はビデオをスタートしていませんでした…

「自分が1本取った瞬間のシーンを録り忘れている」という非常事態が起きました。「もう何やってんだ?」といった感じで、次の試合もあるから準備しつつ「童謡」と「しょうがないな」という気持ちとありつつ、最後の決勝戦に臨みました。

『決勝戦』

自分的には結構惜しい技もあって相手がよく見えていて技を出せていた、と思います。今、鍔迫り合いは3秒ルールみたいになっていて、延長に入ってから「鍔迫りになって左拳を払い逆胴フェイント引き面」これ結構惜しかったたと感じましたが、1本ならず、旗もピクリともしませんでした。

こちらはびっくりしましたけれども 一人ぐらい上げて欲しいなぁと思いましたが、これYouTubeにも投稿すると思うので楽しみにしておいてください。

小手がずっと見えるんですよ。小手返し面狙っているのは分かっているんですけども、小手を見せてるのか、癖なのか分かりませんけど、押さえるとバッて開くんです。開いてるところに打ち込んでも、またなかなか上がらずに最後の最後はちょっと欲しがってしまいました。

「無理にしていかない、自分の体勢ができてないのに行かない」ということを忘れて、欲しがってしまい打ちにいったところで「小手返し面を打たれてしまった」というような感じでございます。

  • やっぱり打ち急いだり、勝ち急いだりしてしまったらいけないということですね。「打てそう、行けそう」という『簡単な根拠』だけじゃなくて、開いてるんだったら打ちに行っていいですが、「準備をしっかりして技を出さないと返されてしまう。」ということに改めて気づきました。

個人戦は特に打ち急いだりしないように今後注意していきたいと思います。団体戦は4分間という決まりがあるので打っていかないといけない時もありますが、個人戦は何時間かかってもよくて、「自分が打てるポイントだけを狙っていく」ということができたら良かったなぁと思いました。

また来年国体予選に出ようと思ったら年齢が上がってさらに強い先輩方や警察の方などたくさん戦わないといけないので今回が最後のチャンスぐらいだったとかもしれませんが、来年も頑張って都道府県予選もあると思います。

来月は全日本予選です。全年齢が戦う最強の 予選となっておりますので頑張りたいなと思っております。

本日は「昨日の大会の結果報告」それから「自分の気づいたこと課題点」を紹介させていただきました。皆さん応援ありがとうございます。

あと会場が狭くて応援とか警察の方とかはチーム単位で応援していていました。今度から高校生とか募集して「僕の応援したい方は来てください!」みたいな感じにしようかなと思っています。※半分本気で半分冗談 笑

こっちは誰も応援してくれないので高校生とか大学生とかに告知して、誰か「応援したい!見に行きたい!」という方は拍手と喝采をお願いします。応援にも来ていただければ嬉しいです。遠方から来れなくても応援待ってます!

最後にお知らせです。

右手小判型の竹刀、彪雅シリーズこちら「今どこで購入できるんですか?」という声がInstagramの方でたくさんDMを届いております。こちらは現在ベースというショップページの方で販売しております。

※サイズは以下の通りになっています。
・彪雅2,彪雅煉獄,彪雅0 ⇨30(サブゼロ)〜39まで
・彪雅,彪雅3,彪雅final2   ⇨37〜39まで
・彪雅phantom,彪雅final,彪雅轟,彪雅円舞 ⇨39のみ

どういう特徴かはショップの方にお問い合わせてみることもできます。
人気なのは「彪雅2」「彪雅煉獄」で色味が変わった竹刀となっております。是非興味のある方はURLから覗いてみてください。

▼彪雅シリーズ竹刀ショップ ベースはこちら▼

姶良の竹刀屋さん powered by BASE 竹刀専門になります。 hyougashinai.base.shop

本日も皆さんにとって最高の1日になりますように!じゃあまたね!

こちらの記事もおすすめ