このnote投稿は2023年7月13日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。
どうもプロの剣道家として剣道世界普及をしてる、梶谷彪雅です。剣道YouTube発信をしたり、講演会を行ったり、剣道指導をしております。
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キャプテンは強くなくてもいい!?『強さ』より大事なこと!
本日は「いいキャプテンとは、どんなキャプテンなのか?」というテーマですが結論「正解はない」と思います。どっちかというとチーム全体の士気を上げたり、チーム全体の目標や目線合わせができたり、そういったチームを目指して各々が意識すること。
監督、副キャプテン、主力メンバー、みんなを引っ張っていくようなチーム作りができることが一番大事なんじゃないかなと思っています。
実際なぜそういう風に思うのか、というと私は中学校時代キャプテンではありませんでした。
田川玉竜旗のという大会の行きのバスで一発芸大会が始まって、そこで「一番面白いやつがキャプテンだ!」となって、僕は面白いことなんて一切できなくて、最終的に瀬井君がキャプテンになって最後の全中まで、ずっと引っ張ってくれました。
瀬井くんは最後メンバーに入ることは出来ませんでしたが、キャプテンは別に強いことが全てでもなくて、実際高校時代も星子の方が実力はありましたが、僕がキャプテンやってました。
高校時代、私が周りへの声掛けが上手いかというと全然そんなことなくて、どちらかというと怒られ役みたいな感じで、何かすれば失敗していました。
何が言いたいかというと、中学時代キャプテンじゃなくても、高校時代キャプテンのような仕事をしていながら役割を果たせていなくとも「チーム全体が同じ目線」だったのは変わりませんでした。
中学時代も「全中優勝するぞ!」と言ってみんなで頑張ってましたし、高校時代も「五冠取るぞ!」と言って、みんなで頑張っていました。さらに中学、高校とにかくみんな仲が良かったです。そこも私を含めワイワイした雰囲気も良かったと思います。
高校時代とかは特に僕が声をかけることもなく、『背中で見せる』ということを意識してました。掛かり稽古ではぶっ倒れるくらいまでしたり、誰よりも切り返しの本数をしたり、誰も起きてない時に一生懸命ランニングしたり、練習が終わった後の自主練習したり、そういった形で背中で見せるような形でやっていくことが僕のキャプテン像でした。
それが正解か分かりませんが、そのように頑張っていました。星子が副キャプテンの思考を通じて色々声かけしてくれてました。それは本人から聞いた方がわかると思うので、いづれ聞ければなとは思っているところでございます!
なので「キャプテンはこういう風にした方がいいよ!」というような『正解はない』ということです。ただ一貫して言えることが「チームの同じ目線合わせ」をしておくことです。
チーム全体が同じ目標を持って一体感を持って取り組むということが強くなるためには一番重要だと思います。1人だけが強くなりたいと思ってても限界があると思うのでチーム全員でレベルアップしていくことによって切磋琢磨できると思います。
後は僕が困った時、へこんだ時、落ち込んだ時に、先輩に声をかけてくれて先輩から僕に連絡が来て励まされたりしたこともあります。高校時代は鈴木が自主練習とかもしない時もあって、星子がやっていた事は、鈴木の憧れの先輩に連絡して、その先輩から鈴木に連絡が行って、次の日にはグランドで自習練習していました。笑
そういう役割を僕は視野が狭くて周りが見えてない時もあって、どういう風にしたらいいか分からず気づけなかったりすることがありました。そういったところをキャプテンができなければ副キャプテンが見てあげて役割を分担していくことが大事だと思います。
本当は全部できる方がキャプテンとしてはいいのかもしれませんが「チーム全体が今どういう風なところにいて、どういう風なことをしたら最適な解決ができるんだろう」といったところも考えれるような視野が広い人がいるといいのかもしれません。
とても難しいことだとは思いますが、「ただただ号令していればいいよ」という訳ではないということです。
中学時代は私キャプテンではなくて、瀬井君がキャプテンとしてめちゃくちゃキ士気が上げるのが上手くて、掛かり稽古とか、追い込みとか、普通はキツくてだらけてしまうところが面白い人がキャプテンしていると楽しくなってくるんですね。笑
きつい練習の中でも一生懸命キャプテンをやってくれてる姿を見ると「頑張ろう!」と思えてきます。
中学時代はそういう人がキャプテンをやっていたので「キャプテン像」 というのは本当に難しいと思いますが、キャプテンだけに全て負担をかけるのではなくて、周りの一人一人が当事者意識を持って一生懸命頑張って行くことが非常に重要だと思います。
本日は「いいキャプテンとはどういうものなのか?」というテーマでお伝えさせていただいたんですけれども、最終的な結論としては一人一人が当事者意識を持って全員が同じ方向を向いて、みんなで切磋琢磨していくことが重要だと思います。
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本日も皆様にとって最高の1日になりますように!じゃあまたね!