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8割の人が知らない【日常生活が試合に影響を及ぼす2つの理由】

実践的な質問や稽古内容の質問をしてくる人が多くいますが、「日常生活」に目を向けて取り組んだ事はありますか?

部活動の部内戦で良い結果を出せても、試合では実力が発揮することが出来ない人は「日常生活」を見直すことでパフォーマンスを向上させることが出来ます。
生活面を今まで意識したことがない人は挑戦してみてください。

なぜ日常生活が試合に直結するのか?

はじめに、「日常生活」の重要性について解説してきます。
例え話を2つするので、イメージしながら考えてみてください。

時間のない方は2つのポイントをまとめているので、参考にしてみてください!

例①

  • 生活習慣がやる気や成長の悪循環を生む
  • 悪循環を改善できずに仲間との差を埋めれず挫折
  • 午前中の授業で寝ている事で、午前中の試合で100%の力を発揮できない

例②

  • 1日1日の考え方が大切
  • 結果的に大きな差が生まれる

上記のポイントを踏まえて詳しく説明するので最後まで目を通してみてください!

例①試合に悪影響がでる日常生活とは

  • 毎日21:00に就寝、6:00に起床する
  • 6:00〜ランニングをする
  • 1ヶ月続ける

決まった時間に『就寝・起床・運動』をしていると、決まった時間に眠くなりますし、朝も自然と目が覚めてしまいます。
生活習慣によって「脳」が覚えているので、時間になったら睡魔(オレキシン分泌が減少)が来ますし、起床時間になれば自然とオレキシン分泌が促進され日中覚醒する為の準備に入ります。

  • 「仕事・学校」がない日は夜遅くまで起きている
  • 仕事では集中できずに、学校では授業中いつも寝ている

上記の例は、完全に昼夜が逆転する現象が起きています。
これを繰り返すと

  • 仕事で成果が出せない「給料が上がらない」「リストラ」
  • 授業についていけなくなる
  • 試合は昼にある→「脳が寝ている」「体が動かない」

授業内容が分からず、ついていけなくなる経験は誰もがあると思います。
それが実際の大会当日でも同じような現象が起きて、大会でパフォーマンスを発揮出来ません。

悪循環の始まりです。
そして周りとの差をつけられ、挫折してしまいます。

例② 1日1日の考え方で差が出る

二人を比較しながら例え話をするので、自分がどちらに当てはまるか確認してみてください。

  1. 「強くなりたい!」と思って練習する人
  2. 「何も考えず」練習している人

上記の結果は誰が見ても、結果は分かると思います。
しかし、実際は「何も意識していませんでした。」と質問をする人もいます。

  1. 強くなりたい!と思ってる人
  2. 強くなりたい!と思ってる人

この場合、両者共に強くなります。
しかし、1人目と2人目で差が開く場合があります。
何が原因で差が開いたと思いますか?

『考え方の違い』

  1. 強くなるために毎日一生懸命努力しよう!
  2. 強くなるためにはどんな努力をしてどうすれば強くなれるのか。

②は「自己分析」をすることで、自分に足りないところが明確に分かっています。
その部分だけを改善したり、向上させることができます。
また、自分の強みを伸ばすことも可能なので、大きくさが出てしまいます。

また、1日や2日程度の短い期間で見ると差は出ませんが、長期的に見ると埋めることが出来ない差が出てしまいます。

①が「2」の『力』=「2.0」
②が「2」の『力』+「0.5」の『考え方』=「2.5」

上記の計算で2年間努力したとしましょう。

①「2」×730日=『1460』
②「2.5」×730日=『1825』

わずか2年間だけで、これだけの差が出てしまいます。
小学校6年間、中学校3年間、高校3年間、大学4年間と計算すると、一目瞭然の差となってしまいます。

私自身も考えた努力をしていなかったので、どれだけ努力しても差を埋めることが出来ませんでした。

それに気づいたのは、一緒の期間練習した同期に負けた時です。
同じ練習やそれ以上に陰で努力していたのにも関わらず負けてしまいました。
『考え方』の大切には皆さんにもいち早く気づいて欲しいと思います。

  • 今までの考え方を見直す
  • 計画的な努力をする(剣道ノート・目標設定)
  • 一流選手の努力のやり方を研究する

上記の3つを意識をすると、成長スピードも大幅に変えることもできるので取り組んでみてください!

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例:間違えた考え方

 

  • 試合中は集中しているから眠くならない!
  • 影響を感じたことがない!

「授業中・仕事中」に毎日集中しており、夜もしっかり休息を取っている人は試合で高いパフォーマンスを発揮することが出来ますが、「生活習慣」において昼夜が逆転しているような人は間違いなく最高のパフォーマンスを発揮出来ていません。

キリンのように2時間睡眠で足りるような、優れてる能力は持っていません。
夜はしっかり睡眠を取って、試合で持っている力を全て発揮できるように取り組みましょう。

【試合で勝つための食事・メンタル・調整方法!試合2週間前の過ごし方】についてこちらを参考にしてみてくだいさい。

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朝練をして「授業中・仕事中」に寝てしまったり、集中できない人は朝練はしない方がいいです。
その分、夕方の練習に全力を注いで、練習後にもトレーニングをし、成長ホルモンが分泌される時間にしっかりと就寝する方が高い効果を発揮することできます。
無駄な努力ではなく、結果が出るような努力に近づけましょう!

日常生活が試合に直結する理由 まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は日常生活がスポーツに影響を及ぼす理由について「例え話」を加えて解説しました。

  • 試合でなかなか結果を残せない。
  • 入学1年目に勝てたのに2年目3年目でなぜ勝てなくなるの?

そんな悩みを持っている人は、

  • 生活習慣を意識する(夜更かしをしない)
  • 1日1日の考え方を変える(自己分析・正しい努力)

上記の2つのポイントを意識して取り組みましょう。

 

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