今回LINE@で質問があったのはチームの盛り上げ方です。
大会直前で連絡くれることが多いですが、昨日まで盛り下がっていたチームを一日で、激変させることはかなり難しい技術です。
はじめに伝えておきますが、前日にチームを盛り上げれるアドバイス、考え方なんて事はありません!
毎日みなさんと居て、絆が生まれていて信頼がある上で心を動かすことは可能ですが、このブログを読んだことで明日の試合の調子が良くなることはないので、あくまでもチームの向上を図るために今後大事になることをまとめています!
|強いチームは負けた後なぜ盛り上がって来れるのか!?|
- 猛練習を重ね、乗り越えたチーム
- 結果を残してきたチーム
- メンタル面を教えられてきたチーム
- 人格者がいるチーム
勿論、剣道の勝てるメソッドを教えてくれる監督、先生がいて、それを信じてついていく生徒がいるのが一番強いチームです。
しかしながら、そこまで確立したチームと言うのは圧倒的少数です。
最初にチーム内で行う必要があるのは目標設定です。
大きな目標設定をするのは勿論ですが、その大きな目標に対して、どのように達成していくのかという細かい目標をつくる必要があります。
目標設定はどんなものがある?
- 部の時間内での稽古内容
- 練習後の自主練習内容
- 朝練習はどのくらいやるか
- 朝連の練習内容
- 朝連が出来ないのであれば何時に起きて自主練習ができるのか
- 食事のとり方
問題視する部分はまだまだあります。
ざっと上げて、この程度ですがメンタル面の強化などはどうしますか?
人格者にみんながついていくようなチーム作りが出来れば最高ですね。
チームをまとめる人が居ないチームは勝つことが難しいといってもいいでしょう。
勝てるメソッドを知っている先生や人物がいると楽に成長することができます。
きつい練習だけやらせるのは簡単です。
しかし、きつい練習のなかに一人一人「なぜこの練習が必要なのか」を理解しなければどんなに辛い稽古をしても強くはなりません。
昔とは違う考え方
また、現在は稽古だけで身につくスキルは底知れてます。
ひと昔のように、水分をとることも許されない稽古の時代は過ぎています。
稽古の中にトレーニングも交えながら、剣道の本質を知ることが一番大事な事だと私は感じています。
特にトレーニングは自分を強化する為に重要になるので、目標に合わせて厳しいトレーニングを考えましょう。
|個々の力を引き上げる|
剣道は一人一人違う能力があります。
みんなが同じ剣道ではありません。
そこで大事になるのが、一人一人にあった言葉をかける必要があります。 怒った方が燃えるタイプなのか。
日頃怒ってるから、持ち上げる方が勝てるタイプなのか。悟りを開くべきなのか。
人の性格によってかける言葉というものは全然変わってきます。
この、人間のマネジメントが出来る人いるだけで、チームの雰囲気というのはガラリと変わります。
その分、一人一人を見なければならないので難易度は、難しいなんてものではないですね。
上記で書かれているのは、個々の能力を引き上げるためのメンタルコントロールです。
|ボディマネジメントで力を引き上げる|
メンタル的疲労があれば、肉体的疲労も確実に出てきます。
前日まで、気合を入れるために熱中症になるような練習をしていると、確実に当日の試合では集中力は持たないし、体も100%の力を発揮することはできません。
試合前は試合前の調整が必要になります。
私の調整の考え方についてはこちらを参考にしてみてください!
https://anpanmankun.com/2017/11/27/siai-tyousei-kendo/